『映画・演劇Lab WS!』進行状況

週2回の研究会は順調に進んでいる。

3ヶ月ほどの準備期間を経て、いよいよ公演に向けて作品創作。

ゴールデンウィーク前には出来ればと目論んでいる。

現在取り組んでいる演目としては

「タバコの害について」アントン・チェーホフ

「紙風船」岸田国士

「モノロオグ」岸田国士

・現在は言葉と身体の関係などをテーマに取り組んでいる。

キーワード(媒介者としての演技、表現はお客様がする)

また参加者同士のレベルアップも目的なのでピアワークも多く取り入れている。

詳しい内容は参加者コメントの方がわかりやすいのでそちらを参照して頂きたい。

参加者コメント

T氏

・実際に演じてみると、実際の行動とあっているのか不安になる。
身体と心が分離するような感じになった。
2時間半の中で身体と心が一致したという場面が10秒ぐらいあったと自分の中で感じたので、それを2時間半続けることが出来る集中力をみにつけるべきだと感じた。
・表現方法にもたくさんの種類があることがわかった。
自分が今まで見たり読んだりした方法以外にもその人の状態というものを明らかにすることができるんだなと感じた。
・演技をするということは、すごく孤独になると感じた。正解がないからこそ、探求のしがいがあるがそれと同時に不安が付きまとうものだと思った。

・台本を分析することは大いにためになった。なぜその人物がその言葉を発したのか。そういうものが以前より分かるようになった。
今まで表面でしか、考えてきてなかった。やはり根本を理解すると、様々な状況での対応力が上がるんだろうなと感じた。
恐らくワークショップに行く前の自分より行ったあとの自分では戯曲を読んだ時に受け取る情報量が多くなったと感じる。

・頭の中の自分と現実の自分とでは3段階ぐらいのギャップがあるので現実を知るいい機会になった。

・様々な問題を演劇もしくは映画という媒体を使うと伝わりやすいのかもしれないと感じた。

・自分の体を媒介して、自分の中のものを表現方法するということがいかに難しくあり、面白いものだということを学べた。とてもいい経験になっている。
・まだまだ気づかなければいけないことが多くあり、今後それを意識したい。