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原点に戻る
原点に戻り何も無いところからどのように劇が立ち上がり、演劇になっていくのかをみんなで考え、実践していく企画になっていく模様。
答えはない
基本的に何をやっても許される
失敗もない
そういう空間であり、場所であることはまず大切だ。
参加してくれた方3人と作っていく。
何も無いところに人が集まり何が出来るのか、驚くほど豊かになり得る可能性に気づいてしまった。
まずはお互いにインタビューするところから始めてみる。
「インタビューされる人の良いところを導き出して自分に教えてください。される方は本当の事を言っても言わなくても良い」
という事をやってみた。
これは面白い。
される側は言うこと試行錯誤して色んな事を考えるしする側もどんな事を聞いてみようとか、これはほんとか嘘かなどと考えたりもする。
すぐに尋ねることも終わってしまうのかな、と思っていたが長く続くことに驚いた。
終わった後どれが本当のことでどの話が嘘か当ててみるのもまた面白い。
自分の当たり前が他人の当たり前で無いことに気付くことはとても重要な気がする。
可能性が広がるからね。
劇が立ち上がる時
劇が立ち上がる時はどう言う時かも話し合ってみる。
「学校でいう授業は演劇?」
「そこではシナリオという物語がないんじゃない?」
「セミナーはどう?」
「どんな演劇が面白いと思う?」
「現実と離れているとき」
「創造性があふれている時」
もちろん答えはない。
演劇の強み
演劇の強みの一つはどんな場所でも作れて、何物にもなり得る事だと改めて感じた、これは大きい。
病院であろうが戦場であろうがそこが戦場の場であり、病院の場である事を設定すればそれだけで良い。
また演じても老人だろうが若者だろうが動物であろうが宇宙人であろうが何者にもなり得る。
何もない空間でそのように設定すればそうなる、というのはものすご〜い事だと気づいてしまった。
演劇を味わい尽くす。