福岡の三人姉妹 -リハ日誌- 公演6日前

メンバーが一人体調不良でお休みだったが出来るところをやる。

安定した演技を見せるのではなく、作品の中に入っていき、不安定なところへ自分を置き、あっちに振り回されてこっちに振り回されてを体現して欲しい。そしてそれを楽しんで欲しいと伝える。お客様はその姿を見たい、と。

稽古が進むにつれてルーティンワークで演技をこなすのではなく(これをいわゆる段取りという)、常に先のことはどうなるのかわからないので出来事に素直に対応していくとどうなるのかをやってみて欲しい、などと告げる。

役者が信じないとお客様はもちろん信じない。

写真はヴェルシーニンとクルィギンさん

Show must go on!